今週の登山電車 −2001年7月29日号−

昨年の今頃は...

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○話題

☆ウルトラマンコスモス箱根アドベンチャースタンプラリー開催中

 7月21日から8月31日まで。

 箱根フリーパスを使って指定箇所を回り、スタンプを集めると抽選でプレゼントがもらえるというもの。

 これに合わせ、箱根登山鉄道でも、車両の窓に告知ステッカーが貼られております。

 詳細は小田急電鉄のサイトをご覧下さい。

Special Thanks : Yosuke Tsunooka



☆113号消える!

 1985(昭和60)年3月付で除籍後、箱根町神明町公園に保存されていたモハ3形113号が7月22日の週頃に姿を消しました。

 木地挽の日だまりのピー助さん(記事番号No.194)によりますと、7月24日夕方に首都高速3号線上を渋谷方面へ運ばれて行く113号らしき姿が目撃されたとのことです。

 詳細は不明ですが、どこかで保存されることを願うばかりです。

 箱根登山鉄道の保存車両は、強羅駅わきのム1,ユ1,115が解体されたいきさつがあり、113号も雨ざらしで荒れ放題だったので、解体が危惧されておりました。

Special Thanks : P Suke

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更地になった113号保存場所跡
'01.07.29 箱根町神明町公園
同場所に保存されていた頃の113号
'89.04.02 箱根町神明町公園


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○今週の車両運用

 今週、外出時に見かけた列車は以下の通りです。

 「B」、「S」、「+」、「−」等の記号と車両の向きに関してはこちらを参照して下さい。

A運用(全車種共通)
 7/25 232列車:S2
 7/26 232列車:S2

B運用(全車種共通)
 7/25 223列車:B2
 7/26 233列車:102-101

C運用(全車種共通)
 7/26 235列車:107-103+109

D運用(全車種共通)
 7/26 207列車:106-104+108

E運用(2000型ほぼ限定)
 7/26 101列車:S3

F運用(2000型ほぼ限定)
 7/25 239列車:106-104+108

G運用(全車種共通)
 7/25 237列車:S3
 7/26 237列車:B1


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○登山電車見聞録

☆モニが走った日 作:管理人

 記録的な猛暑が続く7月15日、なんかモニが走るという。

 モニが走っている姿は、約20年の登山電車とのおつきあいの日々でも、本当に2,3回しか記憶がない。

 ましてや撮影したことなど一回もない。

 ダイヤも分かっているし、休日だし、天気も良い。

 でもよりによって、何でこんなメチャクチャ暑い日に走るのっ!

 滅多に見られるものでもないので、とにかく大平台へ行ってみることにした。

 Tシャツ半ズボンサンダル履きで、首からZepp Tokyoでもらったペットボトルホルダーにお茶をぶる下げたなんとも怪しい格好は、家族連れでにぎわう登山電車の車内ではひときわ浮いていた。

 439列車S1は、日曜日午後の下り電車ということで、幾分空き気味で、少し立ち客がいる程度。

 沿線のあじさいは、連日の猛暑と雨不足で、すっかりしおれてしまっている。

 人間にとっては干ばつとはいかなくても、あじさいにとっては超干ばつといった感じである。

 やがて大平台に到着。

 馬鹿の一つ覚えで、とにかく上大平台(信)−大平台間の大向踏切へいってみる。

 この辺のあじさいは、しおれ気味ではあったが、まだまだきれいであった。

 行き過ぎる登山電車は、日曜日なのに上下ともに空いていて、なんか寂しい。

 でもこの猛暑だと、外出したくない気持ちもよく分かる。

 それにしても暑い。なにかを忘れたと思ったら帽子だった。

 仕方ないので、タオルを頭にのせる。余計に怪しくなる。

 14時50分過ぎ、軽快なAW-5警笛とともに、モニの吊掛モーター音が大平台の街に響き渡る。

 思えばモニの足回りは亡き114号から譲り受けたもの。なんとも感慨深くなる。

 感慨にひたっている場合ではないとカメラの準備をすると、なんか見たことのある人が脱兎のごとく現れる。

 ロケハン中のあいたくさんである。

 挨拶をほとんどする間もなく、隣の大平台踏切が鳴り出し、モニがやってくる。

 モニが行ってしまうと、あいたくさんも風のように去っていった。

 モニは454レ456レに出山信号所で抜かれる。

 先回りして箱根湯本でモニを待ち受けようと、456列車106-104+108の106号に乗る。

 106号に乗ったのは出山信号所でモニの様子を観察するためである。

 456列車の運転士は巖山(いわやま)トンネルの中で電制ノッチを3,4,5...とすすめ減速し、トンネルを出たところの80パーミル勾配の途中にある場内信号機手前で停止する。

 出山信号所構内の同じ線路上に、モニが停まっている証拠である。

 乗客たちは何が起こったのかとなんとなくきょろきょろする。

 やがて信号の指示で警笛とともに456列車は出山信号所構内に進入する。

 80パーミル下り勾配での起動方法は興味深い。

 停止した状態で電制ノッチを1か2にして、エアブレーキをゆるめると、引力にひかれてそろりそろりと走り出す。

 このときの感じはジェットコースターがてっぺんから下りる時の感じに似ているような気がするが、程なく電制が効いて通常の山下りの状態になる。

 出山信号所構内には、下り線にS1が、そして456列車が進入する上り線の端っこにモニが、それぞれ停まっていた。

 位置関係はこんな感じ
  強羅、箱根湯本方面 →
  上り線:モニ1 106-104+108
  下り線:     2002-2201-2001

 箱根湯本に着いてから、駅の強羅側にある、線路に沿った側道からモニが来るのを待つ。

 日が陰っていて、幾分涼しいが、空気がなんとなくムンとしている。

 やがてモニが軽快に下ってくる。スタイル通り、本当に軽快にといった感じ。

 箱根湯本では上り本線5番線に到着後、一旦行き止まり式の3番線に入れ替えし、積んできた荷物(鉢植え)の積みおろし作業をやっている。

 15時55分発の小田急新宿行き1152列車で入生田に再び先回りする。

 入生田駅湯本寄りホーム端は、もろに西日を受け、気が遠くなる感じだった。

 16時07分、40パーミルを軽快にモニ1が下ってくる。

 過密ダイヤのエアポケットなので、少し一旦停止すると、せっせと入生田検車区へ入庫してしまった。

 モニが行ってしまうと、強烈な西日だけが残った。

シングルクリックで拡大します シングルクリックで拡大します
灼熱の大平台の街を通過するモニ1
'01.07.15 大平台−上大平台(信)
道行く人の視線を受けて...湯本駅前にて
'01.07.15 塔ノ沢−箱根湯本
シングルクリックで拡大します シングルクリックで拡大します
休憩中のモニ1 どつかれたら血が出そう...
'01.07.15 箱根湯本
はこのり?!と共に入生田到着 
'01.07.15 入生田

○2001年7月15日 モニ1全検入場にともなう回送ダイヤ
 強羅14:34発 → 出山信号所15:07着,15:29発 → 箱根湯本15:40着,16:03発 → 入生田16:07着

平成13年7月29日 管理人

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○来週の予定

 特にありませんが、夏空の下、登山電車に乗って箱根散歩はいかがでしょうか。


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☆編集後記

 今週は「暑中見舞」と言った感じで...

 7月25日にエレファントカシマシの「暑中見舞−憂鬱な午後−」がリリースされたのですが、これがやけに共感出来る詩でして...

 最近、著作権云々が厳しいので、詩は紹介出来ませんが、「別にこれ以上満たされる必要は無いのに、なんとなく物足りない」みたいな内容の詩です。

 かつてマザーテレサは来日した際、新幹線の使い捨ての紙コップを大切に懐にしまって、日本人のことを「もの足りて心貧しき民」と言ったそうです。

 日本人は敗戦後、欧米に追いつき追い越せの勢いで、他に例を見ないような高度成長をとげましたが、今の世の中、本当に豊かになったのかと問われれば、そうでないような気もします。

 エレカシの曲ではありませんが、管理人の世代が受け継いだのは「豊かさとどっちらけ」。本当にそんな気がします。

 でも、そんな平和な世の中だからこそ色々と出来るので、高度成長を支えた皆さんに感謝しつつ、ヘボはヘボなりにやって行かねばなぁと思う、今日この頃です。



 冒頭でも紹介させていただきましたが、保存されていた113号がどこかへ運ばれました。また情報が入りましたら、ご紹介させていただきたいと思います。

 しばらく猛暑も一休みでしたが、来週からはまたぶり返すとのこと、皆様もお身体には気を付けてお過ごし下さいね。



もっと日常生活に Feeling Recording を!

来週も登山電車はいかがでしょうか...


去るものを追いかけるより

来るものをもっと大切にしたい

高根の花を追いかけるより

身近なものをもっと大切にしたい

そうすればきっと

たくさんの笑顔を見ることが出来るから...

たぶんもっと... きっと...


ナビゲーターはsannanaこと鈴木大地でした。

I wish good luck for my friends, yeah!
Have nice week days, bye bye!!!


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